小山市立文化センター開館40周年記念イヤー 日本交響楽団 「フロイデ!(歓喜だ!)」迫真の第九で喝采!

1月14日、小山市立文化センターのオーケストラ・プロジェクトとして2013年に結成された日本交響楽団・第9回定期演奏会が開催されました。当団としては初のベートーヴェンの交響曲第9番が演奏されました。第九に先立ち、作曲家で当団団員の矢内弘子氏の最新作「チューバとティンパニのための協奏曲」が読響首席ティンパニ奏者・武藤厚志氏を迎え世界初披露されました。

第九では小山市音楽連盟合唱団と一般有志の方、また、ソリストに小山市出身のソプラノ歌手・西口彰子さん、同じくバリトン歌手・荒井雄貴さんを迎えて「第4楽章」へと。バリトンがすくっと立ち上がり「フロイデ!(歓喜だ!)」。そして合唱「歓喜の歌」へと続きクライマックスを迎え、やがてフィナーレへ。「ブラボー!」と満場の拍手喝采が鳴り止みませんでした。指揮者・高山健児氏に促がされソリストの皆さんが何度も登場し、合唱団、楽団に対し惜しみない拍手が送られました。一般的に「第九」といえば年末をイメージさせますが、新年の第九・歓喜の歌はまた格別なものでした。満足したような笑顔でホールを後にするお客様を見送るスタッフとしては、この上ない喜びとなりました。皆さん、お疲れさまでした。