ASIAN WEEK 2012 in コンパルホール
~日本・モンゴル外交関係樹立40周年記念事業を開催~

10月28日(日)にASIAN WEEK最終日の催しとして、「世界の料理とモンゴル民族音楽コンサート」(在日モンゴル国大使館後援)が開催されました。
今年外交関係樹立40周年となるモンゴルの文化を紹介する講演会やコンサート、映画上映のほか、カシミヤやフェルト製品などモンゴルの名産品の販売もあり、たくさんの市民の皆様にご来場いただきました。

マハバル・サウガゲレルさんと山本敦子さんによるモンゴル民族音楽コンサートでは、馬頭琴やリンベ(横笛)、揚琴(ヨーチン)など伝統楽器の演奏のほか、ホーミーによる歌が披露されました。うなるような低音とメロディーを奏でる高音が同時に咽喉から発せられる不思議なホーミーの歌声に、会場からはどよめきとともに大きな拍手が起こっていました。

このイベントのため、在大阪モンゴル国総領事館よりダンバダルジャー・バッチジャルガル総領事にお越しいただき、開会式でご挨拶いただきました。
大阪の総領事館は今年新設されたそうです。九州の皆さんにももっとモンゴルのことを知ってほしい、と総領事が力強く語られていたのが大変印象的でした。

親日の国として知られるモンゴルですが、大分とのつながりも深く、これまでに大分モンゴル親善協会などの機関をとおして、民間レベルでさまざまな交流が行われてきました。
大分の資金で建設された学校も二つあります。
今回のイベントで、市民の皆様にさらにモンゴルへの親しみと理解を深めていただけたのではないでしょうか。

コンパルホールでは、国際交流を目的とした「ASIAN WEEK」の催しを毎年開催しています。
来年度の企画にもぜひご期待ください。