コンパルホール35周年記念事業「Compal ハルイロ Classic 渡邊 智道ソロリサイタル」を開催しました♪♪
3月13日(日)、大分県出身で現在東京を拠点に活動するピアニスト渡邊 智道氏のソロリサイタルを開催しました。
コンパルホール開館35周年を記念し、開館当初から市民に広く親しまれてきた世界三大ピアノの一つと呼ばれるベーゼンドルファーを使用しました。
プログラムは、当初、テーマ「春」をイメージした楽曲を予定していましたが、渡邊氏本人の強い意向もあり、「春」をイメージした楽曲の他に、今現在の世界情勢等を反映したメッセージ性の強い楽曲を急遽取り入れました。
渡邊氏は、演奏に加え、作曲、文筆活動も並行して行っており、アンコールの際には、平和への祈りをこめた自身の詩を朗読し、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」を演奏しました。
渡邊氏の演奏から伝わる平和へのメッセージを受け取った観客の中には涙を流す方もおり、拍手喝采で幕を下ろしました。
今回は、スタッフによるコロナ感染防止を行いながらのご案内、座席と座席の距離の確保等を実施したこともあって、安心してゆっくりとした気分で音楽を楽しんでいただけました。
「Compal ハルイロ Classic」と題し、クラシックに特化した企画の第一弾でしたが、初回にふさわしい地元に特化した心温まる演奏会になったと思います。
今後も大分市民の文化芸術の振興の架け橋として、文化ホールの魅力を最大限に生かした事業を行っていきます。
次回「Compal ハルイロ Classic」コンサートもぜひご期待ください!
「Compal ハルイロ Classic 渡邊 智道ソロリサイタル」チラシ
「Compal ハルイロ Classic 渡邊 智道ソロリサイタル」大分合同新聞