「小山deおしゃべりクラシック」が開催されました。(小山市立文化センター)

10月31日(土)、小山市立文化センター大ホールで、協力事業「小山deおしゃべりクラシック」が開催されました。

この公演は、小山市立文化センターが本年より立ち上げた「アーティストと創るプロジェクト」事業の一環として、小山にゆかりあるアーティストと協力し、地域の芸術文化向上に貢献することを目的としており、小山評定ふるさと大使でヴァイオリン奏者の上保朋子さん、同じくヴィオラ奏者の生沼晴嗣さん、小山市出身のバリトン歌手・荒井雄貴さん、ピアニストの知久絵里香さんをお迎えし、オール小山の演奏家4人による演奏会が実現しました。

モーツアルトのヴァイオリンソナタの明るい雰囲気で始まった演奏会は、出演者同士のやわらかなトークを合間にはさみながら、プロジェクションマッピングで星空やイタリアの風景などの映像を舞台いっぱいに映し、非日常的でありながらも親しみのある演奏会となりました。新型コロナウィルスの感染拡大により、小山市立文化センターにとっても、約8か月ぶりの演奏会となりましたが、生演奏の感動を実感するお客様、お客様からの大きな拍手に涙ぐむ出演者の姿も印象的でした。

また、本公演では、事前にホール内での飛沫の実証実験を行い、出演者・スタッフの体調管理、来場者の皆様の手指消毒や座席配置の工夫等、新型コロナウィルス感染拡大防止対策を徹底した公演を行うと同時に、どこにいてもライブ感を楽しめるネット生配信にも挑戦し、アフターコロナを見据えた演奏会第一弾となりました。