おんせん県おおいた♨世界温泉地サミット 開催! 別府国際コンベンションセンター(ビーコンプラザ)

5月25日(金)環境省主催「第3回全国温泉地サミット」会合を皮切りに、翌日「世界温泉地サミット」開会式、全体会合が開催されました。参加は海外16カ国100名、日本全国75自治体、122の団体から約1000名で別府国際コンベンションセンター(ビーコンプラザ)全体が熱気(温泉気)で溢れながら、行われました。

スペインのヨランダ・ペルモド前国連世界観光機関部門長による基調講演、フランス、イタリア、アイスランドの参加者による事例発表があり、午後は3つの分科会(観光/医療・健康・美容/エネルギー)にわかれてパネリストが多様な意見を交わしました。分科会合同会議を経て、サミット宣言を採択し、「官民それぞれが特色を出して温泉地の活性化に取り組んでいく」ことが確認されました。共同記者会見にはNHK等日本メディアの他、海外メディアも加わり、活発な取材が行われました。

併設イベントとして「世界温泉地観光物産展」を開催し、全国自治体や企業など80団体が出展しました。観光情報の紹介や特産品の展示・販売のほか、地獄蒸しプリンや温泉水のアイス、参加国や温泉地にちなんだ飲食ブースも出店しました。ステージでは映像による世界各地の観光PR映像や、タレントからのビデオメッセージも披露されました。特に、本年開催の国民文化祭in大分のPRも兼ねた、由布高校・郷土芸能部の「庄内神楽」のステージは圧巻で、大歓声に包まれました。太鼓実演などもあり、大分県で開催のアルゲリッチ音楽祭、国民文化祭、六郷満山開山1300年、ラグビーワールドカップのPRブースもエントランスに設置して、大分県を広くPRしました。

昨年から準備をすすめてきて、無事に終了したことに安堵するとともに、大盛況の中会期3日間を過ごせましたことを大変光栄に思っております。今後も、温泉豊かなこの地域で、地域資源・地域の魅力に一番敏感に、地域の魅力を最大限発信する拠点として、大いに貢献していく所存です。