宝のまち・豊後FUNAI芸術祭事業「おぺらくご」を開催! コンパルホール

2月12日(月)、コンパルホールにて、宝のまち・豊後FUANI芸術祭事業「おぺらくご」を開催しました。

南蛮文化がいち早く栄えたまち豊後府内で開催するこの芸術祭は、今年で3回目を迎え、今回は桂 米團治氏、桂 米輝氏をお招きし、一部で毎年好評いただいている上方落語、二部で九州初披露となる、おぺらくご「フィガロの結婚」をお届けしました。公演2週間前にはチケットも完売し、開催前からお客様の関心も非常に高いものでした。

今回の見どころは何と言っても二部のおぺらくご「フィガロの結婚」。普段は3時間あまりのイタリア語で上演されるこの演目を、約50分間さらに上方言葉でお届けしました。桂 米團治師匠の語りあり、歌あり、時には高座から降り歌手と掛け合う新しい落語。さらに、大分にゆかりのある演奏家11名が奏でる本格的な音楽と声楽家3名の織りなす歌声は、耳の肥えたお客様にも大いにお楽しみいただけたのではないでしょうか。途中、伯爵夫人が話す大分弁で会場は笑い声でどっと沸き和やかな空間となりました。日本と西洋の舞台芸術を融合させた新しい芸術の形をここコンパルホールからお届けでき、お客様にも「おぺらくご」の魅力を存分に味わっていただけたことと思います。多くのお客様に「次回作も楽しみにしています。」とのお声をかけていただきました。

来年の豊後FUNAI芸術祭もぜひご期待ください!