公演近づく! 秋川キララホール レジデンシャル・アーティストコンサート「春の祈り」

「秋川キララホール レジデンシャル・アーティスト」とは、秋川キララホールを拠点に活動しているプロのクラシック音楽家をホールがさまざまにサポートしながら、その演奏活動を通じて地域のみなさまに最高水準の音楽に身近で触れていただく制度です。

来たる3月5日(日)には、そのレジデンシャル・アーティストであるピアニストの関 裕子さんとソプラノ歌手の橋本夏季さんが、自ら企画し出演するコンサート「春の祈り」がキララホールで開催されます。お二人はいずれもあきる野市出身の出身です。

関さんは、「舟歌」「幻想曲」といったロマンティシズムに満ちたショパンの小品を聴かせてくれるほか、盟友である東京都交響楽団のヴァイオリニスト海和伸子さんとフランク作曲のヴァイオリンソナタで妙技を披露してくれます。円熟味あふれるふたりの共演に期待が高まります。

全盲ではじめて東京藝術大学声楽科卒業を果たした橋本さんは、澄み切った美声でドイツ歌曲から、宗教曲、イタリア古典歌曲まで幅広く楽しませてくれます。そしてワルツ王ヨハン・シュトラウス作曲の「春の声」では超絶技巧を駆使しつつ、優雅かつ華やかに春の訪れを歌い上げます。

この機会に是非、秋川キララホールに足をお運びください。