ふじさんめっせ 「なんでも富士山2013」・「3輪車『富士山の日』グランプリ」

2月23日・24日の2日間「なんでも富士山2013」が、24日には「3輪車『富士山の日』グランプリ」も、開催されました。

静岡県は2月23日を「富士山の日」に制定しています。県内では、「富士山の日」を記念して様々なイベントが開催されています。「なんでも富士山2013」もその一つで、「富士山百景ゾーン」、「富士山学びのゾーン」、「富士山の名産品ゾーン」で、富士山の美しさや恵み、また富士市の名産品をあらためて知っていただけるイベントです。

「富士山百景ゾーン」では、「富士山百景写真コンテスト」の第7回入賞作品をお楽しみいただきました。様々な角度や時間帯に撮られた富士山の写真には、普段見たこともない姿が映し出されているものもあり、あらためてその美しさ、雄大さに感動します。
「富士山学びのゾーン」では、国土交通省 富士砂防事務所などの資料が展示され、富士山で見られるさまざまな自然現象や環境などを学ぶことができました。また今年は、長年富士山の清掃活動に取り組むアルピニストの野口健氏(NPO法人 富士 山クラブ理事)のトークショーもあり、富士山が抱える問題について深く考えることもできました。富士市内の小中学生による富士山学習の成果発表のエリアでは、富士山を詠んだ俳句・川柳、また絵画などが展示されました。子どもが富士山をどう見ているか、その感性の豊かさには、毎年感心させられます。さらには、市内のまちづくりセンターで子供たちが1年かけて学んだことを発表する「ドッキリ!発見 ふじ さん」のコーナーもありました。

「富士山の名産品ゾーン」では、紙製品から富士のお茶や銘菓、話題のつけナポリタンなど「富士ブランド認定品」が展示販売されました。米粉で作られた麺「富士山ひらら」の早食い大会や、滞空時間を競う紙ヒコーキ選手権、富士ひのき木工教室が開催され、多くの親子連れに楽しんでいただきました。

お天気にも恵まれ、今年も10,000人を超えるお客様にお楽しみいただきました。ご来場ありがとうございました。また、開催にあたりご協力をいただいた関係者の皆さまに、この場を借りてお礼を申し上げます。

「3輪車『富士山の日』グランプリ」は、富士山の標高にちなんだ「3,776秒 チーム対抗 3輪車 耐久レース」です。前輪と後輪の間が80cm以下の市販の3輪車で、上り 坂、クランク、でこぼこがあるコースを、2~5人のチームで走り抜けます。澄み切った青空のもと、幼児用の3輪車を必死にこぐ大人の姿には感動と笑いがあふれます。来年はさらに記録を伸ばすことを誓うチームもあり、主催の醍醐味を感じました。

「3輪車『富士山の日』グランプリ」は、スポンサーの皆様のおかけで毎年開催できております。誠に、ありがとうございました。来年も是非とも、宜しくお願いいたします。