ゴスペルで繋がる絆
~コンパルホールゴスペルコンサートを開催~

11月23日、コンパルホールで2回目となるゴスペルコンサートが開催されました。
このコンサートは昨年度からスタートした市民参加型事業で、公募で集まった合唱団がプロのクワイヤーと本番のステージで共演するという取組です。
日本を代表するゴスペルシンガー、亀渕友香さんが率いるコーラスグループVOJA(The
Voices of Japan)とコンパルホール合唱団のステージは、今年も会場が一体となって大きな感動につつまれました。

「福音」の意味を持つゴスペルは、今では宗教音楽というジャンルを超えて、さまざまな思いや祈り、願いを込めて歌われています。今年の共演曲は「きずな」「In the Sanctuary」「Heal the World」の3
曲。昨年度とはがらりと雰囲気が変わり、人と人との絆をテーマにしたメッセージ性のある曲が披露されました。
小学生から70代まで幅広い年代が集うコンパルホール合唱団は、9月より定期的にゴスペル練習を行い、本番を迎えました。当日は、同じくゴスペルに取り組む山口市「きずなクワイヤー」より数名の方が飛び入り参加。さまざまなメンバーが一緒に歌うことによって生まれるゴスペルのパワーが、観客席にダイレクトに伝わってきました!
また、コンサート中に今年7月の豪雨被災者の皆様への義援金を呼びかけたところ、お帰りの際、たくさんの皆様にご協力いただきました。(集まった計64,323円は大雨災害義援金として大分県をとおして寄付させていただきました。)
最後まで、あたたかい絆が意識される素敵なコンサートとなりました。

コンパルホール合唱団は、来年度もまた新たにメンバーを募集し、コンサートを行います。
来年も、ぜひこの感動をコンパルホールで体験していただければと思います。