コンパルホール発 コンテンポラリーダンス特別企画「DANCE(ダンス ドット).com(コンパル)」を開催!
1月27日(土)、「第33回国民文化祭・おおいた2018」、「第18回全国障害者・文化祭おおいた大会」のプレイベントとして、コンテンポラリーダンスの特別企画「DANCE(ダンス ドット).com(コンパル) ~I was wrong」の公演を開催しました。
公演に先立ち、今秋開催される「国民文化祭、全国障害者・文化祭」のPRとしてコンパルホールが企画制作し、文化祭オープニングでの総合演出の他、話題作「スーパー歌舞伎Ⅱワンピース」でも振付、出演を担当する大分市出身のダンサー 穴井 豪 氏と大分市PR動画「SARU TABI」などで注目の大分市出身の映画監督 衛藤 昂 氏による「国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭」PRムービーをお披露目しました。コンパルホールをはじめとする大分市内の7つの公共施設で、穴井 豪 氏が美しく自由に舞い踊る姿を、衛藤 昂 氏の世界観で撮り下ろした作品です。3分間に凝縮されたモノクロならではの美しい濃淡の世界に、観客から、ため息や感嘆の声が聞こえました。このPRムービーは、大分市公式YouTube「いいやん!大分」、国民文化祭・おおいた2018のホームページにて配信中です。是非ご視聴ください! 皆さん、どの公共施設の映像かわかりますか???
PRムービーのお披露目に続いて、穴井 豪 氏と気鋭のコンテンポラリーダンサー熊谷 拓明 氏による作品「I was wrong」を上演しました。昨年の東京公演に次ぐ今回は、コンパルホール仕様に、音響・舞台美術を凝らした内容・構成で、人間の持つ感情を繊細かつ力強く表現。研ぎ澄まされた身体能力、感情を全身で表すダンスの表現力、一つ一つ丁寧に紡がれ発っされる言葉一つ一つに次第に引き込まれ、中には涙する方もいらっしゃいました。
一方で、大分の街並みや訪れた印象などを面白おかしく表現し、小さいお子様でも楽しめ会場の笑いを誘うシーンもありました。見終わったお客様からは、「二人の表現力、技術力に感動した。」「また、見てみたい。」という声を沢山いただきました。お二人には、2日目のダンスワークショップの講師もしていただき、大分の子どもや若者にコンテンポラリーダンスの魅力、楽しさを伝えていただきました。当日、定員数を増やすほどの盛況でした。
「国民文化祭、全国障害者・文化祭」に向けて、素晴らしいスタートが切れたと思います。