広がる、合唱の輪 ――コンパルホール合唱団 ゴスペルコンサートを開催!
12月3日(日)、コンパルホールでは「ワールドゴスペルコンサート」を開催しました。
コンパルホール合唱団は、市民参加型の合唱団育成事業として平成23年からスタートした企画で、今年で結成7年目を迎えました。
今回参加の皆さんは、8歳から80歳という実に幅広い年齢層の70名。市民公募で集い、この日のために練習を重ね、コンサートではプロのヴォーカルグループ・StarLights、日本を代表するゴスペルアーティストの木村HIRO洋幸さんと共演。合唱団のオリジナル曲や“もろびとこぞりて”のメロディーでおなじみの「Joy To The World」、ベートーベン交響曲第9番「歓喜の歌」をゴスペルアレンジした「Joyful Joyful」の3曲を世代の違いを感じさせないほど息もピッタリに熱唱し、ご来場のお客様から盛大な拍手をいただきました。
さらにStarLightsと木村HIRO洋幸さんには、「ゴスペル ヒストリー」をテーマに、「ゴスペルはどのように生まれたのか?」「ジャズやブルースとの繋がりは?」などのルーツに触れ、現代の〝ショー ゴスペル〟の楽しみ方・魅力を、存分に伝えていただきました。
コンパルホール合唱団の7年間の歴史を振り返る場面では、平成23年~26年の4年間、コンサートで合唱団と共演をしてくださった 故・亀渕友香先生との思い出の楽曲「きずな」を披露してくださいました。会場は感動に包まれ、合唱団として参加の皆さんの目にも涙が…。目には見えないはずの「絆」が、カタチになった瞬間だったように思います。
また、コンパルホール合唱団の新たな取り組みとして、来年2月10日(土)には、大分市平和市民公園能楽堂で開催される、「豊後FUNAI芸術祭 音和座大分公演」で本條秀太郎氏、本條秀慈郎氏との合唱と三味線の共演が予定されています。ゴスペルとは異なる、古典や現代曲、大分の民謡など和の合唱に挑戦します。
皆様のご来場をお待ちしております。今後も「コンパルホール合唱団」にご注目!