議論白熱!団塊みらいトーク

コンパルホールでは、この春新しい講座がいくつかスタートしました。
そのうちの一つが「団塊みらいトーク(シニアライフ講座)」です。

この企画のそもそもの発端は、「リタイアした人(特に男性)は家にこもりがちになるので、社会活動にスムーズに入ることのできる講座があったらよいのでは」というご意見をコンパルホール運営協議会で頂戴したことです。

今まで仕事一筋でこられた方は、とくにこうしたお悩みをお持ちなのではないでしょうか。
そこで、リタイア前後の世代の方に向けて、NPO活動などを紹介する講座&座談会、料理教室、体操教室の3つをセットにした講座を企画しました。

座談会の中でお話をお聞きすると、参加者の皆さんはそれぞれ「退職したら社会の役に立つことを何かしたい」「今まで仕事ばかりで社会との接点がないことに気付き、退職するまでに何かを見つけたい」といった強い希望をお持ちのようです。意識の高い方々が集まっていらっしゃることに驚き、大変嬉しく思いました。

第2回の団塊みらいトークでは、県内のさまざまな地域で海や山の環境保全の取組をされているNPO法人「碧い海の会」事務局長の古城修二さんに、NPOを立ち上げた動機や活動の様子についてお話いただきました。
活動が地域の人々に受け入れられるためには「上からものを言うのではなく、現役の肩書をすてて白紙になること」という古城さんの言葉に、皆さん大きくうなづいてお話を聴いていらっしゃいました。

受講生の方より、「こんな講座があってよかった!」というお声をいただき、
改めて今回の講座の意義を感じています。
リタイア後の活動に、なにかヒントになることを見つけていただければと思います。