小惑星探査機「はやぶさ2」帰還カプセルおよびリュウグウサンプル巡回展示を開催!(札幌コンベンションセンター)

8月12日(金)~8月16日(火)にかけて、小惑星探査機「はやぶさ2」の帰還カプセルや実物大模型の展示、また小惑星「リュウグウ」から採取された砂の“実物”サンプルの鑑賞コーナーを設置し、6,600名が来場しました。

 

8月16日(金)には、初代「はやぶさ」および「はやぶさ2」プロジェクトに携わり、オーストラリアの砂漠で帰還カプセルを回収したJAXAの山田哲哉准教授による講演会を開催しました。小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星に着地するまでの苦労と不安、回収までのチームワーク、宇宙探査の夢と未来について講演いただくとともに、帰還カプセルの説明会も開催し、多くの方々が感動されていました。

 

その他、全国の若手宇宙科学研究者による星座版と分光器の制作ワークショップ、JAXAとタカラトミーの共同開発によって生まれた超小型の変形型月面ロボット「SORA-Q(ソラキュー)」の実演ショー、読み芝居ユニット「よみしばい わおん」による宇宙を題材にした絵本読み聞かせイベントを開催しました。

 

「はやぶさ2」はすでに新しい小惑星に向けて出発し、目的の小惑星に着地するのはなんと2031年と言われおり、「はやぶさ2」プロジェクトの壮大さに改めて感動しました。展示会に来場した子供たちが次代の宇宙科学研究者となり、宇宙の謎を解き明かす日が来ることを願っています。

 

今回の展示会開催にあたってご協力いただきましたJAXA、関係機関の皆様に厚く御礼を申し上げます。