はやくも名演相次ぐ、浦安音楽ホール

吉野直子氏

浦安の音楽・芸術の発信地となるべく、新浦安駅前に4月にオープンした浦安音楽ホール。オープニングシリーズではすでに内外の一流アーティストが次々と熱演を繰り広げています。その中から一部の公演の模様をご紹介いたします。

6月10日(土)は、ハープ界の第一線で活躍する吉野直子氏のリサイタル。
「越境するハープ音楽」というテーマに沿ってフランシスクの舞曲からはじまり、バッハ、ブラームス、ブリテンまで、文字どおり時代と国境を越える充実のプログラムとなりました。深い音楽性と、デリケートなタッチから生み出される華麗かつ優雅な調べ。それらがコンサートホールの豊かな響きと共鳴し合い、至福のひとときがもたらされました。

1980年ショパン国際コンクールの覇者であるダン・タイ・ソン氏。6月17日(土)には、ピアニストとして数々の経験を積んできたからこその円熟のシューベルト、誰もが待ち望んだ同氏の代名詞とも言えるショパン、そして最後には超絶技巧を惜しげもなく被露したリストを演奏してくれました。圧倒的なダイナミズム。美音が織りなす、あでやかで精緻を極めた世界。そして人柄がにじみ出る温かく包容力のある音楽が印象的でした。

浦安音楽ホールではこれからも最高水準の音楽芸術に出会う機会をご提供してまいります。事業ラインナップはこちらをご覧ください。
http://www.urayasu-concerthall.jp/
みなさまのご来場をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。